赤いのが気になります

関ジャニ∞全員を愛し、特にすばるに思いが強い大人で親子eighterのブログ。

丸山隆平がベースを弾くということ①

自分は学生の頃にベースをはじめて
20年ちょっと経ちました。
最近では年に2.3回
人前で弾く機会がある程度ですが
続けています。
この地味で報われにくい
低音の楽器が大好きです。



だからどんなにすばるが好きでも
常に丸ちゃんに視線がいってしまいます。
バンドの時は特にそうです。
すばるの歌に酔いしれたいのに
横目でベースを見てしまいます。



(もちろん私なんかより
丸ちゃんのほうが全然上手いです。
いや、彼は本当に上手いです!)

(あと曲の途中で何故か急に
チョッパー(親指で弦を叩いて音を出す奏法)
はじめてしまうところも大好きだ!)


ベーシストという存在

丸ちゃんはベースについて
「縁の下の力持ち」と表現していました。
(関ジャムのベース修行にて)

上手くないベーシストは
「土台が腐った縁の下」にしかなれません。


ベースとは(私の主観ですが)

・いて当たり前
・間違えなくて当たり前
・間違えたらものすごく目立つ
・間違えないと誰も聞いててくれなかったりする
・なのに練習に遅刻すれば音が薄かったー練習にならなかったーと怒られる
・ギターより握力が必要で
・でもギターのような見せ場はほぼない
・ギターは多少リズムから外れても音を間違えても味があるように見られることもあるけど、ベースがリズムを乱すことは論外
・ベースとドラムのリズムは一心同体
・ドラムは打楽器でプレイが目立つからかっこいいけど歌メロを弾いているわけではないベースはどうしても端っこでスンと立って一人集中


一般の人からはギターとどう違うのか理解されず
どんな音を出しているか興味も持たれず
悲しいかな報われない楽器だな、
と思うこともあります。

縁の下にいるだけでなく本当の力持ちになりたいなら
とにかく練習しかありません。



練習して「3年前から音が変わった」(2014.8.8 a-studio)と聴いててくれる人がいるのは
丸ちゃんの人柄。
聴いて尚且つ口に出して言ってくれるのは
章ちゃんの優しさ。



2014年の3年前だと2011年くらい。
おそらく8uppersからFIGHT(ツアーだとEIGHT vs EIGHTER おもんなかったらドームすんません)辺り。



この時期を調べてみると・・・

8uppersツアーでは全て指弾き。
次のツアー(EE)ではピック弾きが2曲、指弾きが5曲。
8ESTツアーではピック弾きが4曲、指弾きが3曲、両方使う曲が1曲。



ベースはギターのようにピックで弾く奏法と
右手の人差し指と中指で直接弦を弾く奏法(指弾き)があります。
(プロ級の方の中には指弾きで薬指まで使う人もいますし、スラップでは小指を使用します)

とても早い曲は指では追いつかないのでピックのほうが使い勝手いいです。

しかしベースがギターと違うところは指で弾けるところ。(アコギやエレキギターの奏法の一つは指でも弾きます、ちょっと例外ですが)




指弾きのみでやってみたいと一度は思うのがベーシストの心情です。
音が丸くなり自分が気に入ったベースそのものの音が楽しめること、音の強弱がつけられることが魅力です。

ただピック弾きのほうが簡単というわけでもなく、硬い音が欲しい時、同じリズムで弾き続けたい時は適しています。
ピック弾きのみの有名ベーシストもたくさんいます。

(丸ちゃん愛読書のベースマガジン、よかったら書店で見てみてください!私も20代まで毎月隅々まで読んでいました。ベースがより好きになったしトレーニングにもなりました。
コアな世界ですがもっとベースが知りたい方は是非!)





丸ちゃんが指弾きのみを試したり、音楽によって弾きやすい方法を選んでいるのであろう様子が垣間見えるのがこの3つのツアーです。
ベースだからこう弾かなきゃ!こうしなきゃ!という心の縛りが徐々になくなり、音楽を楽しめるようになった時期にあたるのかなぁ、と勝手に想像しています。



元々高校時代にギタリストだった丸ちゃんは、
嵐のバックバンドとして演奏することになった時、
ギター経験者が5人いる中で
「背が高いから」を理由に
ベースを弾くことになったそうです。
ベーシストがいなかったから。
(2014.8.8 a-studio)
丸ちゃん自身の譲ってしまう性格もあると思います。



望んだわけでなくそういう成り行きでベースを手にした人は多いです。
なんとなく弾きやすそうだから、とか
誰それがやっていて憧れたから、とかいう人はそれほど多くなくて
私自身も「バンドをやろうという話になってベースがいなかったから」ベースを弾きはじめた一人です。



丸山隆平はベースの立ち位置を変えるかもしれない


1.ベースを弾くために生まれてきたような容姿、スタイル


丸山隆平、彼の姿かたちはベースを弾くために、ベースが美しく見えるように神様がお創りになったのか・・・とまで言いたくなります。
ギターよりネック(丸ちゃんの左手部分ですね)が長いベースは
手の長い人が持つととても綺麗です。
ネックが長い分、身長が低い人より高い人が持つとかっこよく見えます。


演奏中ギターのようにダウンピッキングで乗れることが少ない分、
スッと立った足が長いと息をのむほど美しい。


高身長、スタイル、横顔の耳から顎のライン
(#丸の黄金ライン と呼ぶ人もいます
https://twitter.com/lonpin8/status/820293549149171713 )

(⬆︎スクショでゴメンなさい)

手の長さ、足の長さ、他にも指の太さ、掌の大きさ、手の甲・・・どれをとっても丸山隆平という人はベーシストとして素晴らしく美しい!





2.「それ従来のベーシストの服装じゃない」と思わせる衣装の着こなし


例えば、バンド時のステージ衣装として
ヤスくんの衣装が「中性的な奇抜さ」を求められている場合、
大倉くんの衣装は「スタイリッシュ」、
ヨコの衣装は「シンプルプラス美しさ」
を求められていると個人的に思っていますが
丸ちゃんに求められているのは「華美」ではないだろうか。
顔の美しさ、
落ち着きのある面持ちでありながら
カメラを捉えるとギラギラする眼、
その長身から、安田章大と対角を為す
「大人の男らしい華美」を着こなしてしまうのが丸山隆平です。



章ちゃんがラップスカートを履いている、
いわば女性的な衣装の時は
丸ちゃんがヒョウ柄ガウン丈ジャケットにボーダーシャツ、膝丈パンツで腰にネルシャツを巻くという男性的な衣装で
全体のバランスをとるように魅せています(8EST LIVE tour DVD)。



実際TVなどで様々なバンドをみていただくとわかるのですが、目立たない服のベーシストは多いもの。
丸ちゃんのような存在は稀有です。




3.関ジャニ∞のバンドを急成長させたのは、丸山隆平の存在ではないか


以前からコンサート内でのセッションや
カウコンで中丸くんのボイパとセッションなど
丸ちゃんのベースが際立つ瞬間はそれなりにあったのですが

勝手にしやがれ」以降
正確には関ジャムでのベース修行以降

関ジャニ∞のバンドを引っ張っているのは
丸山隆平のベースではないだろうか?
と思うことがしばしばあります。



勝手にしやがれ」はベースソロを2回、転調に使い(スラップ)
「NOROSHI」もベースソロからスタート(チョッパー)
「Tokyoholyc」もベースソロからスタート。

(ちなみに「ビースト!」の冒頭ベースソロは丸ちゃんの手ですね)



ベースってこんなに見せ場をもらえる
楽器ではないのです。
(個人的な音楽経験による考察です)
バンドやアーティストにもよりますが
ベースが圧倒的存在感を見せつける場面が
これほどあるバンドは少ないのが現状。
ジャニーズでは初めてではないでしょうか。

丸ちゃんがベースの腕を上げた。
他の6人ももっと上手くなりたい、
今以上の音楽を求めたいと感じた結果が
現在のエイトなのではないか、と
私は勘ぐってしまうのです。




4.アイドルの楽曲のベースラインは難しい。弾きながら歌うのはもっと難しい

基本的に上記の通り、どんなアイドルの楽曲でもベースは難しいです。
打ち込み(完全に機械だけで作られた楽器が入っていない)曲などは、弾く人の視点で作られていないので難解極まりないのです。
ズッコケ男道
ローリングコースター
イエローパンジーストリート・・・


私もファンでありベースを弾くものとして
目コピ耳コピ出来るものは一通り覚えて弾いてみますが難しい曲が多いです。


特にYour WURLITZER!はとてもとても難しい!


私は、丸山さんは音程に忠実な歌手だと尊敬しています。
歌への熱意などですばるやヤスくんが
上手いと言われがちな中で
音程を外さない唯一のエイトは丸ちゃんだと
確信しています。

その丸ちゃんがベースメロと歌メロの違いがありすぎて、さらに運指が難解で
Your WURLITZER!のソロ部分でほんの僅か音を外した映像があります。
JUKE BOX tour DVDなんですが・・・この程度ならよくない?という次元なんです。
でも難易度も知った上で、丸ちゃんの普段の歌も知った上で(しかも新しいベースだったんですよね)
観てて「うわ、丸ちゃん!仕方ない!」と叫んだ記憶があります。



ロリコスもベースメロと歌メロがかなり違う丸ちゃんのソロがあります。1番のAメロです。
笑顔で客席やカメラを見る余裕を見せているのですが、その陰でどれだけ練習したのだろう・・・と思ってしまうのです。



ベースがソロを歌うのは本当に難しいんです。
ハモるのも相当難しいです。
歌に集中すればベースがズレます。
ベースに集中すると歌がズレます。
ベースメロを頭で奏でてしまうと歌をハズします。
そこは練習あるのみなんです。

私もハモりが好きなのでたまに発狂しながら練習します。
私の場合
ベースメロなんか考えなくてもリズム通り弾けるように指に覚えさせ、口に歌を覚えさせ、
耳は他の楽器の音を聞いてリズムを指に信号で送る。
指と口と耳それぞれに記憶媒体があると仮定してやります。

いろんなやり方があると思いますが・・・
要は慣れなんです。
慣れるまで弾き続けるんです。


丸ちゃんは(山田は、でも可)ハモリの要だから
弾きながら歌う使命がある。
だから丸ちゃんの練習量は桁違いだと思っています。



5.こんなにカメラに映りたいベーシスト、
他にいないよ!!!


関西出身のジャニーズグループとして、
他と違ったことをしなければ
テレビに映らないと叩き込まれた
丸ちゃんの青年期。


その精神は全国区になった今でも全くかわらず
木村拓哉さんに指摘されたように
音楽番組で皆が話しているのに
一人だけカメラ目線で笑顔だったり

ゲストの番宣を進んで行い
カメラにすこしでも抜かれようとしたり、と

一生変わらないであろう彼のスタンスとなってしまった
カメラ映り込みたい症候群。



いままでそれほどテレビカメラを意識しすぎた
ベーシストがいたでしょうか?
思い出してみてください。
例えばミュージックステーションで・・・
ミスチルスピッツ、グレイ、イエモン
(有名どころのバンドをあげてみました)
ベースの方が演奏中にカメラ目線という場面
見たことありますか?


ないですよね?
あのTOKIO兄さん、山口くんでもカメラ追いませんよね?


でも丸ちゃんはやるんです。
カメラに食いついていくんです。

丸ちゃんがやっていることはベース革命だと
思います。
地味なベースがこんなに前に出ていいんだと
少なくとも私には革命でした。

丸ちゃんをみてベースを知ってくれる人がいたら
丸ちゃんがやってるからベースを始めようと思う人が増えたら
丸ちゃんを見て他のベーシストがもっと前に出ようと思ってくれたら
ベースの一般的なイメージは変わると思うんです!
と私は声を大にして言いたい!
頑張れ丸ちゃん!





他にも丸山隆平とベースを語ったブログやまとめはたくさんあります。
一部リンク貼らせていただきます。

【関ジャニ∞ 】丸山隆平のベーステクニックがすごい♡オススメ曲も紹介します! | ジャニスタ

丸山隆平のベース(ギター)を調べてみた|好きなコードはEadd9

(余談と自慢です。全くの偶然、購入時期はおそらく同じくらいだと思うのですが私のベース、メインが「ツブサニコイ」から丸ちゃんが使っていたものと同じFenderジャズベ。サブは学生時代から使っていたコレも丸ちゃんと同じFenderジャズベ、jr時代から使っていた黒いものの水色バージョンです。水色のFenderは亮ちゃんのギターと一緒なので、サブベースを持つとまるりょを一気に思い出す至福の時です)



長く書いてるくせにすみません・・・
最後にライブでの見所、私的オススメ曲を紹介させてください

①8ESTツアーDVD 「Do you agree?」
雨の野外でピックだと指が滑ったのかな?
1番のサビ前にピックを投げ、指弾きに切り替えます。それでも一生懸命弾く姿にキュンとします。

②リサイタルお前のハートをつかんだる!DVD
「ズッコケ男道」

はじめて?バンド形式でのズッコケ。原曲と違い丸ちゃんなり?のアレンジが多く聞き応えがあります。
さらにネックを上に傾けヘッドが顔の横にきた状態でのスライド(弦を指で滑らせながらアップやダウンし「ドゥーン⤴︎」「ドゥーン⤵︎」という音を入れる奏法)、この時の表情と丸の黄金ライン、スタイルにも注目です。

③EIGHT vs EIGHTER おもんなかったらドームすんません DVD「宇宙にいったライオン」
ピック弾きの醍醐味が味わえます。
右手のピックを下向きに弾いて(ダウンピッキング)そのまま上に向けて弾く(アップピッキング)を繰り返す、オルタネイトピッキングが見どころです。2番のサビ→間奏の最後、転調Cメロの前です。カメラもベースだけ捉えているのですぐわかると思います!
アップの時に音が小さくなりがちなのですが、さすが丸ちゃん!!リズムも早さも音の大きさも完璧なのです♡

④元気が出るツアーDVD「勝手にしやがれ
今までベースのボディは右鼠径部あたりと低めだった丸ちゃんが右脇腹あたりまでボディをあげ、三回りくらい成長した演奏を魅せてくれます。ベースソロの前にすばるが叫びモニターにも映し出される「丸山!」の文字。その後のベースソロ!
曲のはじめでも同じスラップが聴けるので最高。
ジャニーズのバンドなんて・・と嫌厭する音楽好きに一度は聞いてもらいたい曲です。




とても長くなって恐縮です。
専門用語はできるだけわかりやすく説明しようと努力しましたが、わからなかったらごめんなさい。
3月26日の関ジャムはベース特集ということなので、それを踏まえて第二弾を書きたいと思います。